貯めてた鶏皮で鶏油を作ってみた
焼き鳥の皮は柔らかめもカリカリも大好きです。
アクセス頂きありがとうございます。719です。
今日は鶏皮を使って鶏油(ちーゆ)を作ってみたので、
鶏油の概要やその作り方、作った際の所感などをお話していきます。
また、後日に実際に鶏油を用いて作った料理の記事も掲載していくつもりなので、
読んでいただけると嬉しいです。(この記事にもURLを貼る予定です。)
鶏油とは?
鶏油とは、鶏肉を加工する際に採取された脂肪分(鶏皮や脂身など)を加熱して生成される油脂のことです。
用途は多岐にわたり、炒め油にしたり垂らしたりすることで野菜炒めから味噌汁に至るまで使える万能調味料です。
料理に鶏の旨味やコクがプラスされ、料理に深みが出るそうですよ。
作り方
材料
- 鶏皮 適量(3,4枚ほどで作れますがなるべく多い方がいいですね)
- 長ネギの青い部分 1本分(香りづけ用、ある無しで結構変わります)
- ニンニク、生姜などの香味野菜 適量(こちらも香りづけ。なくてもOK)
今回は鶏皮11枚で作りました。(できた鶏油の量は120cc程度)
写真では6枚ですが、2枚重ねて1つのラップに保存しているものがほとんどです。
手順
- 鶏皮を一口サイズに切る。ネギは5cm幅くらいに切り、香味野菜はみじん切りにする。
- 鶏皮、香味野菜の水気を切る。
必須ではありませんが、冷凍したままの場合や解凍させても水切りせずに加熱すると大惨事になります(後述) - 鶏皮をフライパンに入れ、中火で熱する。
- 油が出てきたら弱火にする。
- 鶏皮がおおむね揚がってきたらネギ、香味野菜を加える。(焦がさないように様子をみて!)
- 揚がった鶏皮を別の皿やキッチンペーパー等に移す。香味野菜などは取り除いて捨てる。
- 油を目の細かいザルなどで濾す(キッチンペーパーに通してもいいですが油を吸って量が減ってしまうのでザルの方がいいです)。
- 保存容器に移して完成!(火傷に注意)
揚げた鶏皮の使い道
塩コショウなどで味付けして食べられます。
辛いものが好きなアナタには七味唐辛子を追加で加えましょう。
ポン酢をかけてあっさりいただくのも◎。
おつまみとして超優秀。ビールやハイボールにドンピシャです。
保存方法
長く使いたいなら冷蔵保存が望ましいようです。(一ヶ月ほどもちます。)
常温なら一週間もつとのことです(冷蔵保存だと固まるので、使いやすさでは常温保存が勝ります)。
注意点
火傷には要注意
言うまでもないですが油を扱う際は細心の注意を払いましょう。
高温の油が手にかかったりでもしたら目も当てられません。
鶏皮からは大量の油がでますから、ご安全にお願い致します。
(脅すようですが火傷しても責任はとりません。)
油が跳ねることもあるので、可能であれば長袖の服を着ましょう。エプロン着用だと尚可。
水切りはなるべく行いましょう
先ほど言ったように鶏皮、香味野菜の水切りは必須ではありません。
が、やらないと地獄を見ます。
水切りを飛ばすと油が跳ねまくります。
キッチンペーパーで挟んでおおざっぱに水を吸わせるだけでもかなり違うので、
簡単にでも水切りすることを強く推奨します。
水分を摂りましょう
長時間火元にいるので、結構暑いです。大げさなようですがマジです。
冬場はともかくとして夏はほんと堪えます。
IHでもそこそこ汗をかいたのでガス火の方は熱中症に特に注意してください。
所感(所要時間もこちら)
所要時間は諸々の手順含めて1時間程度。
油跳ねに熱い熱いと呻きながら、どうにか無事に作ることができました。
出来上がった鶏油が綺麗な黄金色で、非常に印象に残っています。
2020/7/26 追記
鶏油で作った料理の記事をこちらにまとめております。
良ければ併せてご覧ください。↓
まとめ
ということで、鶏油のついての続きはまた次回に書いていきます。
予定としてはチャーハンやカップ麺などで試してみたいと思いますが、
アヒージョやペペロンチーノで作るのも面白そうです。
やべえ超楽しみ。
鶏皮を剥いで捨てている方は、ぜひ貯蓄して鶏油を作ってみてくださいね。
鶏皮がゴミ箱で腐ることもなくなるので一石二鳥です。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました!
また別の記事でお会いしましょう!
719
参考記事:魔法の調味料!「鶏油」の作り方とおすすめの使い道3選